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リース契約を途中で解約をする場合、残っている契約年月の月額料金(残債)を支払わなければなりません。
これにプラスして、契約内容次第では違約金も支払う必要があります。
例えば、5年契約をしていて、毎月12,000円の月額料金を支払っており、残り1年を残して入れ替えを行いたいというときは、1年分の月額料金144,000円と、契約に応じた違約金(2ヶ月分であれば24,000円など)を支払うことになります。
契約年数 | 5年 |
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月額料金 | 12,000円 |
残債 | 144,000円(12,000円?12ヶ月) |
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違約金(2ヶ月分の場合) | 24,000円 |
残債が多ければ、一括で支払いをすることが厳しいというケースも出てくるでしょう。
その場合、同じリース会社で入れ替えを行えば、たいていは残債を新しい契約に上乗せして支払うことができます。
上記の例に当てはめると、残債の144,000円を新しい契約の月額分に分割で上乗せしていくということです。
これならまとめて支払うよりも負担は小さくなりますね。
また、同じリース会社で契約をすることで、違約金が発生しないというメリットもあります。これは、現在の契約を解約するのではなく、グレードアップするという扱いになるためです。
違約金分も節約できるので、入れ替えする際の大きなコスト削減につながります。
なお、入れ替えの手続きについては、リース会社に相談すればすべてやってくれるはずです。
コピー機・複合機を入れ替えることで、最新の機種を使用できるというメリットがあります。
数年間使用している間に、新たな機能を搭載した複合機が開発されていることも多いので、業務の効率化を図りたい考えているのであれば、最新機種にどのような機能が追加されたのかを調べてみると良いでしょう。
カウンタ単価とは、印刷1枚あたりかかる費用のことです。例えば、カウンタ料金が3円だとして、月に500枚の印刷をしたら、毎月リース料以外に1,500円の料金がかかるということになります。
これに、リース会社によっては、トナーカートリッジ料が加算される場合があります。
カウンタ単価は、初めてコピー機や複合機をリースする場合、月の印刷量がわからないために高めに設定されていることが多いので、コピー機・複合機の入れ替えを行うことで、適正なカウンタ単価への見直しができます。
カウンタ単価だけでなく、入れ替えによって契約内容自体を見直すことで、経費削減につながるケースもあります。
やはり、最初は一ヶ月に印刷する量などがわからないため、高めのリース料金が設定されている場合が多いので、複合機の入れ替え時にその旨を交渉し、月額料金を抑えることができるかもしれません。
リース料金は契約時にしか交渉することができないので、タイミングを逃さずにできるだけお得にリースしたいですね。