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業務に欠かせないコピー機や複合機をリース契約する際、メーカーや代理店の営業担当者に値引き交渉するのはアリでしょうか?答えは「アリ」です。
毎月のランニングコストを少しでも削減するためにも、事前に情報を集めて準備しましょう。こちらでは有利に値引き交渉するためのポイントを紹介していきます。
多くの企業を渡り歩いているリース会社の営業担当者を相手にするには、こちらも準備が必要です。まずは複合機種のリース価格の相場を調べることから始めましょう。相場を理解していないと妥当な値引き交渉ができませんし、値引きをしてもらっていても本当に安値なのか判断できません。
相場を知るためにも4~5社から見積もりを取ること。そして各営業担当者と話し合い、会社に必要な複合機の機種や機能、契約年数、保守契約といった内容をほぼ同じ条件にした時の相場価格を知っておきましょう。他社の安値は値引き交渉の役にも立ちます。
コピー機や複合機の複合機を毎月多く仕入れている代理店ほど、メーカーからの卸値が安くなります。そうすると本体価格も格安に設定できるようになるため、比較的割安のリース料金になりやすいのが特徴です。値段交渉がしやすい傾向なので、台数が多く動いている業者を探しましょう。
コピー機や複合機リースでは、約8割がカウンター保守契約を交わしています。
カウンター保守料金は、利用枚数の見込みで単価やプランが設定していることが多く、大量印刷する会社ほどカウンター料金を優遇する傾向があります。
印刷枚数を多く見積もり過ぎるのは問題です。差がありすぎる場合はリース会社から見直しの提案が来るので、現実的な数字を伝えましょう。毎月の印刷枚数は少なくけれど単発で大量に印刷することが頻繁にある、カラー印刷を多く使用するなどであれば、値引き交渉に使えます。
多くの企業と駆け引きしているリース会社の営業担当者を相手にするには、上手にこちらのペースへ誘導する必要があります。
業者の営業トークでは、設定価格に見合った機能やサポートシステムの素晴らしさをアピールすると思いますが、その場で契約するような流れは作らず「他社と比べて興味があれば連絡する」という内容で終わらせましょう。
また値引き交渉の際は、寡黙でいるほうがいろいろな提案をしてもらいやすい傾向があります。価格交渉では「双方にデメリットが生じないようにしたい」という姿勢を大切にし、良い案を提示してもらえるよう雰囲気を作ると良いです。
コピー機や複合機リースの競合他社が多数いる中で交渉しない手はありません。的確に上手に値引き交渉を進めるためにも、同条件の相場価格を事前に調査することが大切です。リース会社側でも利益が出ないほど値引くことはないので、積極的に交渉してみましょう。