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当然ですが、白黒印刷よりもカラー印刷のほうがプリント料金は高くなります。
インクの消耗も激しくなるので、できるだけ白黒で印刷することが節約への第一歩。
しかし、白黒印刷するつもりが、間違えてカラー印刷してしまうということもよくありますよね。
そこで、白黒印刷のみで印刷されるようにパソコンから設定しておくことでミスプリントを防げます。
各プリンターのプロパティから、カラー設定を「グレースケール」にすることでカラー印刷されなくなりますので、ぜひ設定しておきましょう。カラー印刷をしたいときは、設定を戻せば大丈夫です!
プレゼン資料などはこの限りではありませんが、自分で利用する印刷物であれば、用紙1枚分のデータを小さくして、1枚にできるだけ多くのデータを印刷することで、カウンタ料金の節約につながります。
コピー機や複合機に「ページ集約」という機能があれば、そちらを使用して1枚にデータをまとめて印刷することが可能です。
FAXを送る際は、一度プリントアウトしてからFAXを送るのが一般的だと思いますが、「PC-FAX」という機能がついている複合機であれば、パソコンで作ったデータを直接送ることができるので、用紙の節約が可能です。
FAXを送ることが多い企業は、続けることで大きな節約につながりそうですね。
パソコンから印刷プレビューを確認することは可能ですが、パソコンからだとプレビューで問題なくても実際に印刷してみたらプレビュー通りではなかった、ということがよくあります。
コピー機に「見てから印刷機能」がついている機種であれば、液晶画面からプレビューを確認することができるため、ミスプリントがなくなり用紙の節約につながります。
ミスプリントは意外と多いものですので、確認してからの印刷を習慣化したいですね。
コピー機や複合機によって、インクを節約する機能が搭載されているものがありますので、これを活用することで手軽にインクを節約することができます。
「セーブ印刷」や「インク節約モード」といった機能がついている機種を選ぶとよいでしょう。
また、インクを節約するためのソフトウェアが販売されていますので、パソコンにインストールすることでインク量を節約できます。
ソフトウェアの価格はさまざまですが、1万円以下で購入できるものも多いようなので、ぜひチェックしてみましょう。
そして、印刷する際はできるだけまとめて印刷するほうが、インクを節約することができます。
コピー機や複合機の種類によっては、印刷する度にクリーニングが行われるものがあり、クリーニングの際にもインクは消耗してしまうため、インクの無駄になってしまうのです。
まとめて印刷することでクリーニングの数を減らすことができ、結果インクの節約につながりますので、ぜひ意識してみましょう。
もっとも手軽に用紙を節約できる方法は、「両面印刷」を活用することです。
2枚必要な紙を1枚で済ませることができるので、50%も用紙を節約できます。
また、複合機によって、FAXで受診したデータをすぐにプリントするのではなく、まずは複合機にデータとして保存できるものがありますので、必要なものだけプリントすれば、こちらも用紙の節約につながります。
営業活動でFAXが送られてくることも多いので、こうしたものもすべてプリントしていると、紙やインクの無駄が出てしまいますが、これらをプリントせずに済めば経費削減に大きく活躍してくれそうです。